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予防歯科

むし歯・歯周病予防のためにマイクロスコープを使用した精密な治療

マイクロスコープとは?

マイクロスコープとは?マイクロスコープは、歯科用の顕微鏡で、肉眼では見えない微細な部分を4倍から20倍まで拡大して観察することができる装置です。日本では普及率は低く、3%と言われています。マイクロスコープを使用することで、従来のレントゲンや肉眼での治療では見逃されがちなむし歯や汚染物質、歯石などを確実に除去し、再治療のリスクを減らすことができます。

マイクロスコープと肉眼治療の違い

マイクロスコープと肉眼治療の主な違いは、見える範囲と明るさです。マイクロスコープは肉眼では見えない微細な部位を拡大して確認できるため、より詳細で精密な情報を得ることができます。倍率が高くなればなるほど、より詳細な情報が得られます。また、マイクロスコープにはライトが備わっており、患部を明るく照らすことができます。これにより、治療の精度や正確性が向上し、患者様への影響を最小限に抑えることができます。

定期検診の重要性

定期検診は、歯の健康を維持するために欠かせません。定期的なメインテナンスでは、歯科衛生士が歯垢や歯石を取り除き、口腔内の清掃を行います。さらに、定期的な検診によって、むし歯や歯周病などの症状を早期に発見し、早期治療を行うことが可能です。早期発見であれば、歯を削る量を最小限に抑えることができ、治療期間や費用を抑えることができます。したがって、定期的な検診とメインテナンスを受けることは、歯の健康を維持するだけでなく、医療費の削減や通院の負担の軽減にもつながります。

定期検診メニュー

クリーニング(PMTC)

歯科衛生士が専用の器具や機械、研磨剤を用いて、歯の表面を徹底的にクリーニングします。むし歯や歯周病の予防だけでなく、歯の着色もきれいに落とし、口臭も軽減します。お口の清潔感も感じられ、歯が白く見えるようになる効果もあります。

スケーリング(歯石取り)

スケーリングスケーリング(歯石取り)は、歯科の専用機器や器具を使用して、歯に付着した歯石を除去する処置です。歯石は歯周病の原因となるため、定期的なスケーリングにより除去することで、歯周病の予防や歯茎の健康を保つことができます。歯ブラシでは取り除けないため、歯科医院での処置が必要です。

フッ素塗布

フッ素塗布フッ素塗布は、虫歯菌の活動を抑制し、歯の強度を向上させる効果があります。定期的なフッ素塗布により、むし歯に対する歯の耐性を高め、むし歯の進行を抑えます。特にむし歯リスクの高いお子様や、歯質が脆弱な方に適しています。

歯磨き指導

歯磨き指導では、患者様の口腔状態に合わせた効果的なブラッシング法をアドバイスします。多くの方が正しい歯磨き方法を理解していると思いがちですが、実際に正しく行っている人は少数です。毎日の歯磨きは歯の健康に欠かせず、適切な方法でなければ汚れを取り除けず、歯や歯茎を傷つけることもあります。適切な歯磨き方法を学ぶことで、むし歯や歯周病のリスクを低減し、歯の健康を維持できます。